■ 作者 (と訳者) による注釈 ■
■ 副 読 本 ■
以下のリンクは、このコミックの着想の元になったおとぎ話を読むことができるページです。ストーリーが進んで話数が増えたら、随時リストを更新します。
- The Buried Moon
- The Princess on the Pea
- The Youth Who Went Forth to Learn What Fear Was
- Puss in Boots, or The Master Cat
- Little Red Riding Hood | Charles Perrault version | Grimm version
- Beauty and the Beast | alternate version
- The Girl Without Hands
- Hansel and Gretel
- Bearskin
- Snow White and Rose Red
- 『埋められた月』(The Buried Moon)
イギリス東部の沼沢地域に伝わる民話。上記のリンクは拙訳です(既存の日本語訳があるかどうか不明なので、とりあえず訳しました)。Joseph Jacobs (1854-1916) によって採録された民話集 “MORE ENGLISH FAIRY TALES” に収められている一編です。英語版の Wikipediaもご参考に。 - 『えんどう豆の上に寝たお姫様』
H.C.アンデルセン作の童話。岩波文庫(『アンデルセン童話集(一)』)や各種児童書を探すと見つけられると思います。上記のリンクは、福娘童話集というサイトに掲載されているもの。デンマーク語、英語、日本語の対訳が掲載されているページもあります。ちなみに、グリム童話にも同じ話『えんどうまめの試験』があるみたい(岩波『グリム童話集(五)』204)。 - 『こわがることをおぼえるために旅にでかけた男の話』
グリム童話内の一編。岩波文庫の『グリム童話集 (一)』に収められているほか、各種児童書でも見つかると思います。上記のリンクは Wikipedia (あらすじが記載されています)。 - 『長靴をはいた猫』
シャルル・ペロー作の童話 (グリム童話にも『靴はき猫』という同種の話があります)。上記のリンクは青空文庫に掲載されている楠山正雄訳の「猫吉親方」です。 - 『赤ずきん』
こちらもペロー、グリム両者の童話集に掲載されているお話。上記のリンクは青空文庫に掲載されている楠山正雄訳の「赤ずきんちゃん」です。
[第二話]
- 『美女と野獣』
フランスのおとぎ話。ボーモン版とヴィルヌーヴ版の二種類があるようです。上記のリンクは、やはり楠山正雄訳の「ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)」です (ヴィルヌーヴ版との記載ですが、ボーモン版らしいとのこと)。
[第三話]
- 『手なしむすめ』
グリム童話内の一編。上記のリンク先は「円環伝承」というサイトの中で紹介されている梗概です。グリム以外の数々の類話も紹介されていて非常に興味深い。なお、岩波文庫だと『グリム童話集 (一)』に入っています - 『ヘンゼルとグレーテル』
これも有名なグリム童話の一編。上記のリンク先も例によって、青空文庫に掲載されている楠山正雄訳です。 - 『アイルランドの貧民の子供たちが両親及び国の負担となることを防ぎ、国家社会の有益なる存在たらしめるための穏健なる提案』
…おとぎ話じゃありませんが、参考資料として。『ガリバー旅行記』でおなじみの、ジョナサン・スウィフトによる風刺文。作品の背景等は、Wikipediaの解説をご覧ください。第三話のタイトル “A Modest Proposal” は、ここから採られています。上記のリンクは青空文庫に掲載されているsogo氏の訳文です。
[番外編 その2]
- 『眠れる森の美女』
ペロー童話集の一編。グリム童話の一編として『いばら姫』というタイトルでも有名。上記のリンク先は、青空文庫に掲載されている楠山正雄訳『眠る森のお姫さま』です。
- 『熊の皮』
グリム童話集の一編(KHM 101)。書籍のグリム童話全集などをあたれば、容易に見つかるはずです (タイトルは「熊の皮をきた男」、「熊皮太郎」などがある模様)。が、ネット上には手頃な邦訳やあらすじが見つからなかったため、やむなく拙訳を掲載しました。・・・ただし、英語からの重訳です。原典と異なる点があるかもしれませんが、ご了承ください。 - 『しらゆきとべにばら』
グリム童話集の一編(KHM 161)。欧米圏ではわりとメジャーなようですが、日本ではあまり取り上げられていない作品ではないかと思います。でも、書籍のグリム童話全集なら、容易に見つかるはず (タイトルは「雪白と薔薇紅」など)。こちらも拙訳を掲載しました。そしてやはり、英語からの重訳です。原典と異なる点があるかもしれませんが、ご了承ください。
■ 動 画 ■
第一話 (英語版がベースです)
■ 各 国 語 版 ■
英語版 (というかオリジナル) | イタリア語版 | ドイツ語版 | ロシア語版