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今回も「ベル・バージョン」を一応用意しました(字面を変えただけですが)。
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今回も「ベル・バージョン」を一応用意しました(字面を変えただけですが)。
翻訳にはつきものなことですが、今回も言葉の厄介ごとが・・・。
日本語の地口や言葉遊びで何とかできないかとあれこれ考えたのですが、力及ばず、ルビで処理させてもらいました。
ルビは原文の意味を損なわないという点ではよいのですが、声に出して読むような場合に、どうにもしようがないのが難です。
今回も版の違いに関係する内容。
日本では『美女と野獣』のヒロインの名前は「ベル(Belle)」が最も一般的ですが、英語の『美女と野獣』では「ビューティ(Beauty)」なのです。日本で最も普及している表現に合わせたいとも思ったのですが、会話の内容に関係するため、そうもいかず。
Continue reading 第二話 p.37
前回と前々回で、『美女と野獣』にはいくつかの版があることを記しましたが、実は今回の指輪のくだりが、版によって異なるのです。
日本で一番よく知られているボーモン版では「テーブルの上に指輪を置く」となっているため、おやっと思った方もいるかもしれません。このマンガでは、英訳のアンドリュー・ラング版での指輪の使い方を元にしています。
前回に引き続き、『美女と野獣』の版について。