行き着いた先は、第五話 p7、更新です。
遅まきながら、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
・今年は第五話を終わらせる
(→ 控えめな目標みたいだけど、これには週1ページ以上の更新が必要。ペースを上げないと)
・第六話と次の番外編のシナリオとネームの作成
・Tumblrに、ラフでも落書きでも週に一度は何かアップする
…とのこと。期待はほどほどに抑えつつ、楽しみに待ちましょう。
飛ぶ鳥がごとく、第五話 p6、更新です。
本家が比較的短い期間で更新されて嬉しい限りです。日本語版は、本家の更新後しばらくしたら更新する…という具合にのんびり進めています。
グリム童話にはカラスの出て来る童話がいくつかありますが、今回更新したページに出て来る話は、「おおがらす」(KHM 93)を元にしています。日本語で読めるページがないか、現在調査中。「七羽のからす」(KHM 25)という似たお話がありますが (→福娘童話集:「七羽のからす」)、これとは少し違います。
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年内の更新は、これで最後になると思います。今年も遅い歩みにお付き合いいただき、読者の皆様に改めて御礼申し上げます。よいお年をお迎えください。
一羽は哀し、第五話 p5、更新です。
今回のページに出てくるのは、”One for Sorrow”という、実在するわらべ歌です。
One for sorrow, Two for joy,
Three for a girl, Four for a boy,
Five for silver, Six for gold,
Seven for a secret, Never to be told,
Eight for a wish, Nine for a kiss
Ten for a bird You must not miss.
上の詩では10まで数えていますが、7で終わることもあります。他にも細かい異同があるバージョンがいくつかある模様。詳しくは、Wikipediaをご覧いただければ→ http://en.wikipedia.org/wiki/One_for_Sorrow_%28nursery_rhyme%29
英語から日本語へ詩を翻訳するというのは厄介なものでして、原文の韻をどうするかという問題があります。番外編その3の「ケッペキ・ディック」の歌は日本語版でも(多少無理をして)脚韻を踏ませてみたのですが、今回は語数が少ないため断念。七五調というか、基本七文字前後で各句をまとめてみました。
一羽は哀し、 二羽なら嬉し
三羽で嬢ちゃん、 四羽だと坊ちゃん
五羽でしろがね、 六羽で黄金(こがね)
七羽話せぬ、 ある秘密
八羽の希望、 九羽のくちづけ
十羽の鳥を、 見逃さないで
数え歌*1的な要素もあるので、それ風な訳も考えてみたのですが、原文から乖離しすぎたので没にしました。…厄介とか言っていますが、やはりこういうのを考えるのは、楽しいところでもあります。
*1「ひとつ、人より力持ち」とか「ひとぉつ、人の世の生き血をすすり」とかそういうやつですね。
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Windows XP環境 (IE 8) で目次ページのレイアウトが崩れるという報告をいただき、修正しました (ずいぶん手間取ってしまったのですが)。ご報告、感謝です。他にも何かお気づきの点がありましたら、ぜひご意見をお寄せください。
死にものぐるいで、第五話 p4、更新です。
またずいぶん日が空いてしまいましたが、本家が無事に更新されました。よかった、よかった。
とは言え、日本語版読者の皆様には、お待たせしてばかりで恐縮の限りです。訳者はもう、数か月くらい本家の更新を待つのは平気になっていて、それもどうかと思いますが。
掲示板の方でご要望をいただいていた「海外Webコミック覚え書き」の復活ですが、今はやりの「Naverまとめ」で新たにやってみることにしました。
全面的に内容を刷新し、新しく開拓したものも多く含まれています。過去に掲載していた内容がまだまだ反映されていませんが、それらはおいおい追加していくつもりです。よろしければ、ご利用ください。
また、「ライスボーイ」の翻訳と字組を全面的に改訂しました(といっても、細かい手直しが主です)。こちらもずいぶん日が経ってしまいました。秋の夜長に…というには少々早すぎますが、これを機会に読み直していただければ訳者としては嬉しい限りです。